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2020.11.30

分析手法

ネットショップにおける直帰率と離脱率の重要性とは?違いから改善方法をご紹介

ネットショップにおける直帰率と離脱率の重要性とは?違いから改善方法をご紹介

ネットショップの売上を改善するために、「直帰率」や「離脱率」の定義や指標を理解していることは重要です。

ここでは、直帰率と離脱率を勉強したい人を対象に、直帰率と離脱率の違いや改善方法などを解説します。


直帰率・離脱率とは?それぞれの違いは何?

直帰率・離脱率とは?それぞれの違いは何?

直帰率とは?

「直帰率」とは、最初のページで離脱してしまった人がどのくらいいるかの割合のことです。 Googleアナリティクスのヘルプページには以下と定義されています。

 

直帰率は、そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合を示します。

引用:離脱率と直帰率の違い

 

「直帰」とは、文字通りの意味でいえば、直ちに帰ってしまうことをいいます。

サイトでの「直帰」の場合は、Webサイトに訪れた最初のページから、他のページに行かないでサイトから離脱してしまうことを指します。
具体的には、Webサイトを訪問したけれども、最初のページを見ただけでそのままブラウザを閉じたり、そのページに滞在したまま30分以上過ぎたりといった行動を取ると、直帰したことになります。

そのページのセッション数のなかで、直帰した人がどれくらいいたかをパーセンテージで表したものが「直帰率」になります。
たとえば、ページのセッション数が100あるなかで、最初の1ページだけでサイトから離脱した人が20人いれば、直帰率は、「20÷100=20%」ということになります。

離脱率とは?

まず「離脱」とは、Webサイト内の複数のページを訪問したあとに、そのサイトから離れる場合をいいます。

離脱は一応何ページか見てからサイトから離れる場合ということになります。 「離脱率」とはセッション数のなかで、離脱した人がどれくらいいたかをパーセンテージで表したものです。
Googleアナリティクスのヘルプページには以下と定義されています。

 

離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。

引用:離脱率と直帰率の違い

 

たとえば、100セッションあるなかで、数ページ見てからサイトから離脱した人が20人いれば、離脱率は、「20÷100=20%」ということになります。
離脱率で大事なのは、数ページ見たけれども、結果的にコンバージョン(成約)に至らなかった割合になるという点です。

直帰率と離脱率の違いとは?

直帰率と離脱率の違いとは?

直帰率と離脱率の違いは、対象となるセッション数にもあります。

直帰率でいうセッション数とは、訪問したページ1つのみのセッションが対象になるのに対し、離脱率でいうセッション数は、サイト全体のセッション数が対象になります。

ネットショップで直帰率が高い原因と改善方法

ネットショップで直帰率が高い原因と改善方法

直帰率の目安は一般的に40%くらいとされていますが、サイト構成や訪問の状況にもよるので、いくつなら良いということは一概にはいえません。

直帰率が高い原因

例えば、着地した1ページでユーザーニーズが満たされた場合、満足していても1ページだけ閲覧してサイトから去るので直帰率は高く80%程度でも悪くない、という判断もあり得ます。

ただ、直帰率が低いほうが良いということはいえます。訪問者が最初の1ページだけでなく、ほかのページも見ているということは、それだけサイトや商品に興味を持ってくれていることの証だからです。

直帰率を改善する場合は、まず直帰率が高い原因を探ります。

直帰率が高い際の原因は以下が考えられます。

ページに訪れる瞬間と、ページ内容を見たタイミングで分けられます。
・ページの読み込み速度が遅い
 最後まで読み込みする間、イライラして出ていく。
・コンテンツの内容がユーザーの目的にマッチしていない
 期待していたものと違った。自分の好みじゃない。期待外れで出ていく。
・その他ページへの導線が分かりづらい
 欲しそうなものがあるのに、うまく見つからない。探すのが面倒になり出ていく。
という状況をなくしていきましょう。

直帰率を下げるための改善方法

直帰率を下げ、改善する方法としては以下が考えられます。

直帰率を下げるための改善方法

テキストに比べ画像がデータ容量が多く、読み込みに時間がかかりやすいとされています。

Googleの調査によると、ページの表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、6秒の場合だと106%に増加するとの調査結果があります。

掲載している画像データを圧縮やトリミングして無駄な部分を削除するなどして、容量を抑えることで読み込み速度を改善することができます。

ページスピードの計測には、Googleが提供しているPageSpeed Insights というツールを使ってみましょう。解析とページ読み込み時間短縮のための方法を提示してくれます。

流入キーワードを元に画像やテキスト内容の変更

検索エンジンからの流入の場合、のようなキーワードでページに訪れているか?が分かるSearch Consoleなどのツールを利用して流入キーワードを調べることができます。

流入キーワード(期待していること)とページに記載している画像やテキストに違いがあれば、訪れたユーザーは「探しているものはない。期待外れ」と思い、直帰してしまいます。

流入キーワードに関連した画像やテキストに変更し、ユーザーの目的にマッチさせていくことで直帰率は改善することが可能です。
また、ページのmeta titleやmeta descriptionをユーザーニーズに合わせて改善することで、検索結果に表示されるテキスト内容を魅力的にすることも施策の一つにあります。

カテゴリーページなどのわかりやすい導線設計

ユーザーがページに訪れたが、欲しい商品があるのに関わらず見つけづらい場合、ユーザーは諦めて離脱してしまいます。そのような場合は、他ページの案内を分かりやすくするため、導線の改善をおすすめします。

商材が多い多品目多品種の総合通販や単品目多品種の専門通販などでは、商品やお悩み別でカテゴリーページをTOPに掲載することでスムーズな導線を実現することができます。

単品目単品種の単品通販の場合、LP(ランディングページ)が多く採用されているいます。その場合はカテゴリーページなどは掲載せずに、商品の強みや利用者の声など購入イメージがしやすいように改善しましょう。

直帰率改善の方法を挙げましたが、直帰率が高くてもコンバージョン率が高ければ、直帰率を改善しなくても良い場合もあります。 必ずほかのデータも参照して、直帰率を見て改善をしましょう。

ネットショップで離脱率が悪い原因と改善方法

ネットショップで離脱率が悪い原因と改善方法

離脱率が高い原因

離脱率が高い原因としては、直帰率が高い場合と同様にコンテンツ内容の不一致、その他ページへの導線が不明瞭が考えられます。

ネットショップの場合、まず確認すべきは購入ページの離脱率です。 購入ページ(ショッピングカートから購入直前のフォーム)で離脱することは『カゴ落ち』とも言われ、購入ページで離脱することは売上に直結します。

購入ページにあるフォームを改善することはEFO(Entry Form Optimization)といい、コンバージョンの改善にも直結します。

離脱率が高くなる原因としては
・決済手段が少ない
・送料も含めた費用が不明瞭
・フォームの入力する項目が多い、しずらい

などが考えられます。

離脱率を下げるための改善方法

離脱率を下げ、改善する方法としては以下が考えられます。

総額費用の明記・決済手段の拡充

送料などの費用の記載が明確ではない場合、ユーザーは不安を覚え離脱することがあります。
また、決済手段が銀行振込のみの場合、ユーザーが持つ銀行口座が指定口座と違う場合は手数料の発生や銀行の営業時間内での対応が必要となる時なとスムーズな購入が難しくなります。
クレジットカートや後払いなどを決済手段に加えることで、その場で決済処理をすることができ、購入までのスムーズに実現することができます。 離脱率を下げ、改善する方法としては以下が考えられます。

不必要な入力項目の削除や入力しやすいフォームへ改善

フォームの入力項目が多く、入力しずらい場合は購入を諦めてしまうことがあります。出荷や分析に必要ではない項目は削除することで入力項目を減らしましょう。

また、姓名の漢字を入力するとフリガナへ値が自動的に入力される「フリガナ自動入力機能」、郵便番号を入力すると町名まで住所欄に自動入力される「郵便番号住所連携機能」や確認ボタンを押す前に入力途中でエラー箇所がある場合にエラーメッセージが出現する「リアルタイムバリデーション」などがカートシステムの機能に備わっている場合は積極的に活用しましょう。

離脱率を下げ、売上増加に貢献をするフォームの機能はカートシステムに標準機能として備わっている場合が多いです。業務のしやすさを左右する!カートシステムを選ぶポイントとは? でも紹介している通り、ネットショップ運営全体の効率化にも関係しますので、ぜひ参考にしてください。

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