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2020.09.11

定期通販の基礎知識

人気のショッピングカートが良いとは限らない!選び方のポイント

ECサイトの運営で、効率良く利益を上げるためには、自分にとって最適なショッピングカートを選ぶことが欠かせません。

しかし、提供されているショッピングカートの種類もたくさんあり何を選んだらいいのかわからない!となっていませんか?

自分が扱う商品の数や種類、運営予算をどの程度捻出できるかなどによっても選び方は変わってきます。

ここでは、ECサイトの運営にあたり、どのショッピングカートを選んだら良いのか、また人気のショッピングカートを選んだ方が良いのかなどについて解説します。

ショッピングカート選びの手順

たとえば、どれだけ流行しているおしゃれな洋服も、自分に合ったコーディネートをしなければ美しくキメることはできません。

ショッピングカートも自分に合ったものを選び、なおかつそれをどう活用するかによってシステムの利便性は変わってきます。人気のあるショッピングカートが自社のネットショップ運営にとって最良の選択とは限らないのです。

どのショッピングカートシステムを選ぶべきか?カートシステムを決定するまでの流れを確認しましょう。

▼ショッピングカートシステムを決めるまでの流れ

①「扱う商品」は何か、通販サイトのタイプを考える。
②「サイト/売上の規模」はどのくらいか?
③ここで複数のカートシステムの候補が挙がるので問い合わせる
④事業の撤退リスクを考える。(どういう状態の時に撤退するか?)
⑤売上計画や手元の予算から、システム初期導入費用と各月の運用コスト計画を算段する。
⑥カートシステム提供会社(制作会社)に問い合わせて提案を受けながら比較する  撤退リスクやコストと見合わせて決定する。

この流れでカートシステムを選ぶと良いでしょう。

多機能で高機能なショッピングカートは、「大は小を兼ねる」でよくみえるかもしれませんが、自社の業務実態と合わないほどの予算がかかる場合、かえって損失を被ってしまうこともないとは言い切れません。

人気のショッピングカートだからといって、それだけで選ぶのは避けましょう。ネットショップの方向性や扱う商品によって最適なショッピングカートは変わります。まずは販売しようとしている商品の種類や規模を考え、それにあった機能を備えているショッピングカートを選びましょう。

商品とサイト規模=ビジネスモデルとビジネスフェーズで選定する

「扱う商品」は何か、通販サイトのタイプはどうするのか、サイト規模はどの程度か、2~3年後どの程度の規模を目指すのか。簡単にいうと、ビジネスモデルとビジネスフェーズを明確にしましょう。

●ビジネスモデルは次の2つの視点を明確にしましょう。
・総合通販/定期通販(リピート通販)という販売商品と販売方法の分類
・自社ECサイト/ショッピングモール出店という出店方法の分類

●ビジネスフェーズは大きく3つの視点で考えましょう。
・初めての立ち上げ〜月商300万円程度を狙う
・月商800万〜2,000万円程度 ・月商2000万円以上(月商億越えを目指す)

定期通販(リピート)通販の代表格はサプリメントなどの健康食品、美容品があります。定期的に消費する=定期的に同じものを購入していただくためのショップ運営をする必要があります。

総合通販はアパレルや文房具、工具など、ある程度の商品カテゴリーで複数商品(複数のカラーやサイズ展開)を販売するモデルです。お客様の欲しいが見つかる商品ラインナップを揃えながら、大量の在庫管理と販売管理が求められます。

このビジネスモデルの選定が明確であれば、定期通販のネットショップを運営する場合は、定期購入に特化した機能がついているサービスを選ぶことができます。

ビジネスフェーズ(売上規模)で分けたのは、2つの視点で選択基準を作るためです。

それが、「取引額や取引量」と「コスト」の基準です。

取引額や取引量を算出することで、1取引にかかる手数料やクレジットカード手数料なども想定可能です。カートシステムの料金体系で、取引数が増えることで手数料が増える料金体系もあります。

月額利用料は安価と思っていたら、取引量が増えた時に実は月額利用料が高いシステムの方が月間総コストは低くなる、ということもあり得るのです。

コストと撤退基準を考え選択基準を社内で持っておく

④事業の撤退リスクを考える。(どういう状態の時に撤退するか?)
⑤売上計画や手元の予算から、システム初期導入費用と各月の運用コスト計画を算段する。

と挙げたように、ネットショップは誰でも開店できるプラットフォームもできているので参入障壁は低いのですが、熾烈な生存競争があります。

期待する売上だけでなく、初期導入コスト、各月の運営コストを算出し、損益分岐表を作成しましょう。売上は目標通り、目標を下回った時など複数パターンを出してリスクを事前に把握して、導入コスト、運営コストの下限と上限を出しておくと、いろいろなカートシステムから適切な料金のシステムを選択することができます。

複数のシステムの営業と話して理解を深めよう!

⑥カートシステム提供会社(制作会社)に問い合わせて提案を受けながら比較する。

撤退リスクやコストと見合わせて決定する。 と挙げましたが、3~5社は紹介と提案を受け、質問をしたり、営業から質問をされて回答することで、より今必要な機能や、将来売上規模が大きくなった際に必要なこともより具体的になっていきます。

一人で悩むことは早く諦めて、プロの意見をいろいろ聞くことにしましょう。

このような流れで、自社に合ったカートシステムを絞っていくことができることでしょう。

ショッピングカートの選び方1.機能性で選ぶ

どのショッピングカートであっても、商品の注文管理や決済・配送方法の指定など、基本的な機能については搭載されています。

ですから、機能性を重視して選ぶ場合は、単に機能が豊富であるということだけでなく、自分のネットショップの運営方針に合った機能がついているかどうかが重要になります。

ショッピングカートにはカスタマイズの自由度が高いものとそうでないものがあります。カスタマイズの自由度が高いタイプのショッピングカートは、どちらかというとネットショップ運営の上級者向けです。

自分のECサイトに最適なショッピングカートを構築しやすい一方で、カートの管理や運営を自分でもある程度は行っていかなければなりません。

それに対して、カスタマイズの自由度が高くないタイプのショッピングカートは、アプリケーションのバージョンアップなども提供会社が行うことになります。

自社にピッタリ合うシステムの構築は難しいものの、ネットショップの初心者にとっては扱いやすく、運営そのものはかなり楽になるといえるでしょう。

もし定期購入サービスのネットショップを運営するなら、定期購入に特化した機能がついているサービスを利用すれば、業務の負荷を大きく減らすことにつながります。

このように、ショッピングカートを選ぶ際は、カートシステムにどんな機能を求めるのか、まずはその方針を固めたうえで検討するようにしましょう。

ショッピングカートの選び方2.コストパフォーマンスで選ぶ

レンタルショッピングカートでは、初期費用や月額料金を払っての利用となるのが通常です。

そのため、運営予算との兼ね合いで選ぶことも大切です。ただし、初期費用や月額料金が安いという理由だけで選択するべきではありません。

安さだけで選んでしまうと、必要な機能がついておらず、導入後に困ってしまうことがあります。

そうなれば、ほかのサービスと併用せざるを得ず、結局余計な費用がかかってしまうでしょう。

このような失策を犯さないためにも、料金と機能のバランスを考え、コストパフォーマンスの高いサービスを選ぶことが重要です。

また、同じショッピングカートでも、エコノミープランやレギュラープランなど、異なる料金プランでサービスを提供している場合もあります。

安い料金プランの場合、費用を節約することはできますが、そのぶんだけ利用できる機能は制限されます。

高い料金プランだと、費用はかかりますが機能は豊富です。このように、ショッピングカートごとでも料金と機能のバランスは異なります。

初心者の場合、機能がたくさんあっても使いこなせないことがあるので、まずは安い料金のサービスを選びつつ、慣れてきたら高い料金のプランやサービスに変更するというのも一つの手です。

もちろん、ショッピングカートを使い続ければ、そのぶんだけランニングコストが発生します。そのときの状況によっては、売上がなかなかうまく上がらないこともあるでしょう。

そういうときでも、経営の負担にならないよう、長期的な視野を持ってカート選びをすることも大切です。

ショッピングカートの選び方3.口コミや評判は参考程度に

ショッピングカート選びにおいて、口コミや評判を参考にすることもあるでしょう。

確かに、口コミや評判は判断の手助けにはなってくれます。他人の評価を聞くことで、自分には見えない視点で物事を判断することもできます 。

しかし、口コミや評判はあくまで参考程度にとどめておいた方が良いです。

なぜなら、感じ方は人それぞれであり、他人には良いサービスでも自分には合わないことがよくあるからです。

しかし、逆に他人には合わなくても自分には合うという場合が起こることも珍しくありません。

運営しているネットショップに合わないショッピングカートを選んだことに気づかず、使えないサービスだと感じて良くない書き込みをしてしまう人もなかにはいます。

そうした意見を鵜呑みにしてしまうと、本当に最適なショッピングカートを見逃してしまうこともあり得ます。口コミや評判は数あるなかの意見の一つとして捉え、あくまで自社にとって合っているかどうかを基準に考えるようにしましょう。

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