最新レポート

2019.05.10

サブスクリプション

成功事例から探る!サブスクリプションを導入するポイントとは?

 width=

利用者のニーズの変化により、注目が集まっているのがサブスクリプションです。

サブスクリプションは、定額制サービスと同じように認識されることも多く、既存のビジネスモデルと共通している面もありますが、他にはない特徴もあります。

今回は、Netflix、Apple、マイクロソフト、Googleなどの具体例を紹介し、サブスクリプションで成功するためのポイントを解説していきます。

サブスクリプションを導入するのであれば、成功事例のポイントを経営に取り入れることが重要です。

テモナが開催する無料通販セミナー


動画配信サービスでの成功事例

サブスクリプション(subscription)という言葉は、新聞や雑誌の「定期購読」という意味で使われています。

しかし、現在では「定額制」と似た意味でサブスクリプションという言葉が使われるようになってきました。

動画配信サービスでの成功事例

動画配信サービスはその代表例の一つで、1タイトルずつ料金を払うのではなく、固定料金を支払えばサービスの対象となっている動画が見放題というのが一般的です。

「Netflix(ネットフリックス)」もそのような動画配信サービスを提供している会社のひとつです。

本社はアメリカのカリフォルニア州にあり、190カ国以上で、DVDで販売されているものだけでも4200万枚を超えるタイトルを動画配信しています。

Netflixと競合する動画配信サービスには「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu(フールー)」「U-NEXT」などがあります。 競合会社がないサービスを提供できるなら、サブスクリプションは非常に安定した方式といわれています。

利用者が何時間動画を視聴しようと月額料金に加えて課金することはできませんが、定期的な収入が見込めるからです。

しかし、登録や退会が非常に容易であるため、すぐに利用者が競合会社に離れてしまう可能性もあります。

そのため、サブスクリプションの方式においても「顧客を満足させる」ということがもっとも重要な意味をもつことは変わりません。

Netflixでは、オリジナルコンテンツを充実させています。

他の会社では視聴できないドラマやアニメなどを積極的に配信することで差別化を図っているのです。

ベーシックプランはSD画質(480p)、スタンダードプランはHD画質(720p/1080p)、プレミアムプランはUHD 4K(2160p)なのが大きな違いであり、タブレットやスマホで視聴する画質にこだわらないユーザーから、テレビで超高画質を楽しみたいユーザーまでのニーズをカバーしています。

また、料金プランが3種類あるのも特徴的です。他の会社では1000円程度の月額プランしかないのに対して、Netflixでは「ベーシックプラン(800円)」「スタンダードプラン(1200円)」「プレミアムプラン(1800円)」を用意しており、画質などに差をつけています。

ユーザーにプランの選択肢を提供することも競合会社との差別化であることは間違いありません。

しかし、サブスクリプションにおいては「所有欲」を喚起することも、顧客の安定化のポイントです。

Netflixは画質を変えることで所有欲に似た欲求を刺激しているといわれています。

音楽配信サービスでの成功事例

音楽配信サービスにおいては「Apple Music」が有名です。

アメリカにおける有料会員数は「Spotify(スポティファイ)」より少ないAppleでしたが、2018年7月には逆転してシェア1位となったことがニュースになりました。

サブスクリプションにおけるAppleの成功について、多くの人が挙げる理由の一つが、各音楽ジャンルのコアなファンに対して、アーティストの最新作を紹介することに力を入れたことです。

音楽配信サービスでの成功事例

 

これにより、多くの有料会員を獲得できたといわれています。

日本ではまだない現象といってよいでしょうが、アメリカにおいては最新の楽曲が配信開始と同時に大きな話題となることも多いのです。

ラッパーのドレイクの「Scorpion」はApple Musicにおいて24時間で1億7000万回以上再生された記録がありますから、すさまじい拡散力といえます。

また、Spotifyにはないミュージックビデオの配信を積極的にしたことも成功の要因です。

すでにある資産をサブスクリプションと最大限に連結させたことも強みといえるでしょう。

使い慣れたツールというのは、やはり、いつまでも使いたいと考える人も多いのではないでしょうか。

ミュージックビデオにおいても最新作を多数配信するとともに、動画を見やすい仕様を追加したことも会員数増加につながったと分析されています。

また、業界最大水準の楽曲数を提供し、人気のアプリである「iTunes」とライブラリを連携して管理できるなども成功の要因といわれています。

日本においてはiPhoneとiTunesの使用率が高いため、Apple Musicの有料会員になる可能性のある人も多いといえるのです。

強みのある資産を生かすというビジネスの基本は、サブスクリプションにおいても変わりません。

テモナが開催する無料通販セミナー

ソフトウェアでの成功事例

巨大企業マイクロソフトもサブスクリプションによって、ビジネスモデルの方針転換を図っているようです。

かつては家電量販店などにおいてパッケージのOffice商品を提供していましたが、現在はサブスクリプションを提供するようになりました。

ソフトウェアでの成功事例

 

マイクロソフトにおいては、サブスクリプション1本化ではなく、パッケージとの両軸であることが特徴といえるでしょう。

パッケージが買い切りで追加料金が発生しないのに対し、サブスクリプションは月額料金または年額料金を支払う代わりに常に最新のソフトウェアが提供されるメリットがあります。

サブスクリプションが提供される前は、Office製品は一般的に高額と考えられており、価格の安いOffice互換ソフトなどを使う人が増えていました。

サブスクリプションは離れ行くユーザーを食い止めることに一役買っていることは間違いないでしょう。

ソフトウェアのアップデートなど管理のしやすさもあるようです。

また、マイクロソフトはAdobeなどと同じく、クラウドサービスの利用権を与えることで付加価値を付けています。

「Office 365 Solo」のユーザーになれば「Office 365サービス」を利用できるため、1TBのクラウドストレージの利用や毎月60分間のSkypeでの通話などが可能です。

見方を変えると、クラウドサービスに加入するとOfficeを無料で使えるサービスに加入したともいえるでしょう。

いうまでもなく、マイクロソフトの利益にとってはどちらも大きな違いはありません。

サブスクリプションを成功させるのは、他のサブスクリプションという側面もあるのです。

しかも、今までクラウドサービスを使っていなかった人がOfficeを通じて有料サービスに移行するチャンスもつかんでいます。

インターネット関連での成功事例

Googleはアクセス分析ツールやカレンダー、メールなど、ビジネス用途のツールをすでに多数提供しています。

これらは大きなシェアを占めており、今後もビジネス分野において重要なツールであり続けると予想されています。

インターネット関連での成功事例

 

特徴としては、ユーザーレベルに対しては無料であることにこだわっていることでしょう。

もちろん、メーカーはGoogleが提供するツールのライセンス購入をしなければならないため、Googleはサブスクリプションにおいても堅調に利益を出しています。

音楽配信サービスやニュース配信も提供していますが、これらは大成功しているとはいえません。

音楽配信サービスではApple Musicが競合していますし、ニュース配信の分野においては、ユーザーレベルで無料にこだわるGoogleとパブリッシャーとは折り合いが悪い面もあります。

実験的なところでは、ゲームアプリをサブスクリプションで実現できないかテスト運用をしているのが注目を集めています。

サブスクリプションを導入する際のポイント

さまざまな成功例と具体例を紹介してきましたが、サブスクリプションを導入する際のポイントは、これらに含まれています。

1つ目のポイントは、Netflixの例にあるように、競合を調査してよい部分は取り入れたうえで、オリジナルの価値を提供することです。

サブスクリプションを導入する際のポイント

 

2つ目のポイントは所有意識を刺激するために、いくつかのプランを用意しておくことです。

3つ目は、利用者の使用状況を分析し、ニーズに合った価値を提供しつつ常にフレッシュな価値も提供することです。

Apple Musicがコアな音楽ファンの潜在的なニーズを掘り起こしてトレンドを作り出していること、Googleがゲームアプリのサブスクリプションにチャレンジしているのがその一例です。

他にも、成功している資産を生かす、既存のツールやサービスをサブスクリプションに置き換える、つなげることで新たな価値を生むなどのポイントが成功事例に含まれています。

これらのサブスクリプションを導入する際のポイントを押さえ、事業に取り入れてみてはいかがでしょうか。

次回無料セミナー情報

サブスクリプションビジネスは大変魅力ですが、成功事例の数が少なく、取り入れることが難しいです。

テモナはサブスクリプションビジネスの長く進めており、成功事例や失敗事例を数多くノウハウとして貯めています。

テモナが進めているサブスクリプションセミナーに是非参加下さい。

テモナが開催する無料通販セミナー

資料請求
お問い合わせ