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2020.09.01

カートシステム

業務のしやすさを左右する!カートシステムを選ぶポイントとは?

ネットショップの運営を考えているが、どのカートシステムを選べばいいのか分からないという人も多いでしょう。ECサイトを構築するうえで、カートシステムは業務のしやすさやネットショップの売上を左右する重要な要素です。また、サイトの方向性によって選ぶべきカートシステムは変わってきます。そのため、適切なカートシステムを選ぶための知識が必要となります。そこで、今回はカートシステムの概要と選ぶときのポイントについて解説していきます。

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1.ネット通販には必須!カートシステムとは?

1-1.カートシステムとは

カートシステムとは、ネット通販で買い物ができるようにするためのシステム全般のことです。カートシステムをWebサイトに導入すると、顧客はネット上のカートに商品を入れて買い物ができるようになります。

amazonや楽天などの大手のショッピングモールで販売する場合、モールのシステムをそのまま利用することになります。しかし、自社のECサイトでネット通販を運営する場合、ショップと相性の良いカートシステムを選ばなくてはなりません。そのため、ECサイトの担当者はカートシステムに関する知識を身に付けておく必要があるでしょう。

カートシステムに備わっている機能は、商品をカートに入れられることだけではありません。

●受注管理:商品の受注を管理するシステム
●顧客管理:顧客購入履歴やステータスを管理
●販促管理:ステップメールや独自ポイントの設定/管理
●決済機能:クレジットカード決済などの決済方法の連携するなどの機能
●CMS機能:ECサイトのデザインやテキスト入力など機能
●集計分析機能:売上などを分析する機能

などネット通販の重要管理機能がオールインワンで揃ったシステムが多くあります。

1-2.カートシステムの種類

カートシステムはASP型とスクラッチ型の2種類に大きく分けることができます。

●ASP型

クラウド上で提供されるカートシステムを使ってECサイトを構築可能です。ECサイトの運営に必要なカート機能が導入直後から利用できるため、初期開発コストが抑えられます。機能アップデートもベンダーが行っているため運用開発も不要というメリットがあります。初期費用と月額制で提供されるサービスが多いです。

※ASP「Application Service Provider」の略で、ネット経由でソフトウェアを提供するサービス。

●スクラッチ型

オリジナルのシステムを1から開発します。かなり自由度が高く、やりたいことが明確になっている経験のあるネットショップでの導入が良いでしょう。システムの管理を自社で行わなければならないので、管理に必要な費用や技術力を用意しなくてはなりません。

会社の規模などにもよるので一概にはいえませんが、ECサイトの管理に不安があるようならASP型を利用するのがよいでしょう。

2.カートシステムのメリット

2-1.初期費用と時間の節約

カートシステムを利用することのメリットとして、初期費用と時間が節約できるという点が挙げられます。

運営するECサイトの構築とショッピングカートや決済システムの導入を分けて行うと、多くの費用と時間を費やすことになるでしょう。一方、カートシステムでは基本的にECサイトのデザインやシステムなどが初めからセットになっています。そのため、ECサイトとショッピングシステムをそれぞれ構築するよりも費用がかからず、サイトを構築するためにかかる時間も節約できるのです。

2-2.業務がしやすい

カートシステムのメリットには、運営業務が行いやすいという点もあります。カートシステムでは、商品の受注や出荷の管理、決済システムなどがすべてセットになっています。そのため、在庫や顧客の管理などの業務を一連の流れとして行うことができるのです。

これは、特にASP型のカートシステムについていえることです。ASP型の場合、さまざまな管理をブラウザ上で一括管理できるので、作業に慣れるまでに時間がかかりません。

導入数が多いカートシステムであれば、ネットショップ運営のノウハウの蓄積もあり、システムの改善を日々行っているため、より使いやすい・使えるシステムにアップデートされるため、業務に集中することができます。

一方、オープンソースやパッケージなどのスクラッチ型の場合、開発側の知識がなければ管理環境に慣れるまでに時間がかかることになります。オープンソースのカートシステムは無料で利用できますが、専用サーバーにインストールした後のカスタマイズは自社で行わなければなりません。そのため、管理しやすい環境を整えるためには専門的な知識が必要になります。専門的な知識がなければ外部の業者にカスタマイズを委託することになり、その分費用もかさんでくるでしょう。

また、使いやすくカスタマイズするほどその後の更新作業などは複雑になり、業務に影響を及ぼす可能性もあります。無料のカートシステムを利用するときは、こうしたリスクに注意する必要があるでしょう。

3.カートシステムを選ぶポイント

3-1.ビジネスモデルに合ったシステムを選ぶ

カートシステムを選ぶときの1つ目のポイントとして、用途に合ったものを選ぶということが挙げられます。

カートシステムを選ぶときは、定期通販なのか、それとも総合通販なのかなど、運営するネットショップの目的に応じたものを選ぶ必要があるのです。

●定期(リピート)通販向け

ツーステップマーケティングによる初回購入や定期購入へスムーズに引き上げる機能を重視する

●総合通販向け

商品点数が多くなるため、商品登録、欠品・売切れ対応など受発注機能が重要になる。

●モール出店

各モールのルール、カートシステムを利用するため、カートシステムを選定する必要がない。

※ショッピングモール出店は登録など手続きは自社ECサイト保有よりは簡単な反面、モールで多くの方に見つけてもらえるようにモール内での広告出稿や価格競争も必要になるので、自社ネットショップより安価に運営できるとは言い切れません。

このときに大切なのは、必要な機能がそろっているかどうかということです。多少利用料金が高くても、重視するべきなのは費用対効果でしょう。 価格の安さだけでカートシステムを選ぶと、後から必要な機能がないことに気付く場合もあります。そうなれば、別のカートシステムを探したり、独自にカスタマイズして機能を改善したりする必要が生じ、結果的に余計なコストと時間がかかることになります。

3-2.ビジネスフェーズに合わせて選択する

ASPなのかパッケージ/スクラッチなのか?

定期(リピート)通販なのか?総合通販なのか?モール出店なのか?

という視点で選択が絞れて来ていると思います。最後に、自社のネットショップのビジネス規模に合わせて選択をしましょう。

ここでいうビジネス規模は、まず毎月の販売件数(トランザクション数)を考慮することが良いでしょう。 販売件数が600件/月(20件/日)と1,800件/月(60件/日)でやることは3倍... という単純なことではなく、問い合わせの対応や受発注、倉庫の確保、サイトトラフィックの増加への対応...などなど、やることは雪だるま式に増えていき、実際は3倍以上の労力がかかるものです。

初めてのEC立ち上げフェーズで、1年以内に月間売上目標1,000万円を超えない設定であれば、まずは無料や月額10万円以内のASPカートシステムを検討するのが良いでしょう。

年間数億の売上を狙うフェーズになったときに、多くのECショップではカートシステムの切り替え検討タイミングでもあります。成長を見越して、ベーシックな機能のASPシステムに加えて、上位プランサービスを提供していたり、カスタマイズや拡張性のあるASPシステムかどうか、を検討材料に入れましょう。

このように、ビジネスフェーズとを考慮して適切なカートシステムの選択しましょう。

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